勝沼NETニュース
(2003年6月号)


「山本周五郎の作品を楽しむ夕べ」が盛況の内に行われました。

6月22日、勝沼町等々力にある中央葡萄酒鰍ウんのグレイスワインサロンを会場に、山本周五郎生誕100年記念のイベントとして「山本周五郎の作品を楽しむ夕べ」と題した語りの会を開催しました。
 会場には、約50名の方々にご参加いただき、出演者の熱のこもった語りにすっかり心をつかまれてしまったようでした。ウェブマスターからして、朗読会に抱いていた認識が一気に吹き飛ぶほどの強烈なインパクトのあるパフォーマンスでした。
 途中の休憩では今回のイベントのご縁となりました、同社の「周五郎のヴァン」が振舞われ、文豪周五郎が絶賛したワインを味わっていただきました。

「とうちゃん」
朗読:加藤恵子さん

貧乏長屋に住む沢上良太郎には、5人の子供がいる。さらに妻・みさおは妊娠中である。ところが、その子供たちは全て父親が違うのだ。良太郎は単なるお人好しなのか、また余りにもろくでなしなのか。庶民の生活に見える、本当の愛とは・・・。

「女ごころ」
朗読:鶴屋紅子さん

時の将軍・吉宗のお声がかりとなった“由良”には、親も許す愛する人がいた。大奥入りと引き換えの将来の生活に期待を膨らませ、浮き足立つ親や親戚たち。その狭間で揺れる女ごころ。果たしてその結末は。

「米の武士道」
朗読:伊藤英敏

幕末の頃、庶民の味方と慕われていた石和郡代・料地新兵衛。しかし突然、配下の村中の米を没収してしまう。信じられなくなった村人たちは、抗議の行動に出る。新兵衛を愛するお千代は、・・・。一方、征東軍との戦いで篭城を決断する甲府城の居残り武士たちが、米を供出するように郡代に迫る。それを拒否する郡代・料地に危機が・・・。

山本周五郎生誕の秘密を発見するきっかけとなった当時塩山商業高校文芸部顧問の古明地義勇先生にもお越しいただき、発見当時のいきさつをお話いただきました。
 
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